欠損金の取扱い
連結納税開始時の親会社・子会社の持っている
繰越欠損金は、取扱いが異なります。
なぜ異なってくるかといえば
納税単位が異なるからです。
個々の法人ごとの単一納税単位と
連結納税グループというグループ納税単位の
2種類があり、異なる納税単位を移動する場合
損益を精算してから移動してくださいよ。
と、いう考えから来ています。
子会社欠損金の取扱い
子会社が連結納税に加入する場合は、
繰越欠損金は原則切捨てとなり
連結納税では使用できません。
親会社欠損金の取扱い
親会社が持っている繰越欠損金は
連結納税で使用できます
(切捨てとはなりません)
親会社だけなぜ繰越欠損金を連結納税に
持ち込めるかといえば
連結グループは親会社そのものと
いえるからです。
欠損金の取扱い まとめ
繰越欠損金の取扱いをまとめると次のようになります。
| 繰越欠損金の取扱い | |||
| @連結納税開始時 | A連結グループへの加入時 | ||
| 原則 | 親会社のみ引継ぎ可能です | ||
| 親法人等 | 親会社 | 引継ぎ可能 | |
| 株式移転での完全子会社 | 引継ぎ可能 | ||
| 子法人 | 引継ぎ不可 | 引継ぎ不可 | |
(例外等がありますので、その際はご相談ください)